リフォーム物語|出会いの数だけ大切な物語があります。

段差をとっぱらえ!

今回のお客様A様は、
ご結婚を機に改装された家を
40年近くご使用になり、

設備や床の老朽化やカビなどでお悩みだった
お客様です。水廻りの改装となると、

工事中、現在の住まいスペースの大部分が使えなくなる

と気が重くて、なかなか踏み出せずにいらっしゃい
ました。ただ、法事とご主人の完全定年を目前にして、
少しずつゆっくりした時間も増え、
今後の暮らしを考え、大改装を踏み切られることに。

プランは二期に工事を分け、
【浴室・トイレ・洗面】と【キッチンリビング】
に分けました。

もともと母屋の改装、離れの増築とリフォームを
繰り返してこられたこちらのおうちには、
水廻りに入る廊下には25センチもある段差がありました。
「これはしょうがないよね」というおうちの方には、
横に手すりを設置するプランをご提案していましたが、

スタッフ達も気になっていました。

工事着工。解体が始まり、お客様にはお風呂は近くの

温泉へ、またトイレは仮設トイレを使用していただき、
「なるべく早い工事を」と思いながら、
やはりご不便をおかけするわけです。
なので、こんな場合のプラン変更は、工期の延長となり、
タブーです。

 

なのですが、解体途中に、大工、電気水道、監督、設計が大集結。(笑)

リフォーム戦士リフォレンジャー的な・・・

水廻りへの入り口の段差をフラットにできないか、
検討しました。
ユニットバスは入るか、配線配管はできるか、
建具は入るか、圧迫感はないか。
色々な工夫をし、段差をなくすことができたのです。
そして、工期も遅らすことなく完成。

これからのお客様の安全な生活を考えた上で、
この一つの段差(バリア)を取ることは、

すごく貴重だったと思います。

そして、水廻りの工事が終わり、
次は、キッチンリビングへ、
お客様には客間に暮しを大移動していただき。

仮設キッチン部屋を作り生活していただきました。

合計2ヶ月かかった大規模工事。
「大工さんが今日で終わります。って言われたら、
さみしくなっちゃった!」と。
「毎日来ていただくのが当たりまえになっていたから(笑)」

とうれしいお言葉

リフォームは、
最終的には物をご提供する仕事ですが、
やはり、他人が家に入らせていただくということは、
お客様にとって、
不安やご不便や気苦労は多少なりともあります。
その工事の中で、
人と人とのつながりや、コミュニケーション
を楽しんで過ごしていただいたことが
とてもありがたい。と、

つくづく思う現場となりました。