リフォーム物語|出会いの数だけ大切な物語があります。

家族の『和~なごみ~』

「リフォームしたいな~と思っている人は、結構いると思う。多分家を持っている人なら、何箇所かは希望があるはず。ただ、リフォームを現実のものにするには、自分を盛り上げるというか、気持ちを高めないと一歩踏み込めなくてね。
ただ、私のきっかけは、娘の「友達をよびたい」っていう一言で、
背中を押されて実現したんです。
今回のお客様、T様との出会いは今から1年前、モリリフォームのイベントのご来場でした。「システムバスってどんなもの?」から会話が始まったと覚えています。
「和室を洋室に変えたらいくらぐらいかかる?トイレは?」・・・
色々な場所の工事のリフォームをお考えなんだな〜という印象でした。
現場を見ていないので、概算金額での話でしたが、1時間ほどでしたか、お話が盛り上がったと思います。

「また、リフォーム考えたら連絡するわ」とお帰りになり、
当社としても、アプローチはイベントご来場のお礼にとどめさせていただきました。
リフォーム店選びというものもご縁のもの。そのような考えでこちらから押し売りに思われるアプローチは避けさせていただいていました。
そのちょうど一年後、イベントを1週間前に控えた休日。
高松様がご来場してくださいました。

そうです。この一年T様は色々な場所に行って、リフォームをお考えになられていたのです。

「あれから、いろんなところに見にいったんです。ほんと近場の展示場なんてほとんどと言っていいほど・・・。
でもね、本格的に工事時期を決めようと思った矢先、年廻りが悪いって言われて挫折。
結構、イメージを膨らませてただけに、もう、ショックで・・・なぁ。(横で奥様うなづく)
ただね、娘の友達呼びたいっていう言葉は叶えたいなって。実は、僕もそんな年の頃思っていたんです。
近所では、建て替えやハウスメーカの家が建ち始めた頃だったから、
自分の家が純和風の和室の多い家だったから、友達をうちによびにくくてね。
友達のフロアにクロスの個室がうらやましくてね!
洋風の家に対して、本当に、憧れというか願望が大きかったな~。
でも両親がリフォームを計画してくれて、クロスも照明も選ばせてもらった。
そんな思いを娘もしているなら、その願いだけは親として叶えてやらないとなと思ってね。」
そんな気持ちでリフォーム計画の意気を高めてこられたT様。夢を実現へと、業者選びをされました。
「インターネットで調べたり、大きい会社の展示場に行ったり、、、
地元の大工ともいう案も考えたんだけれど、地元に根を張った業者にしてほしいなと思っていたんです。
最終的に夫婦共、モリさんの印象が残っていてね。」
「モリさんとこもホームページでも調べてみたんです。その中で、カーテン1つ変えるだけでもリフォームなんですよ!っていう文句があってね。大規模工事をするのがリフォームっていう印象の会社も見てきたから、
モリさんところが敷居低く迎えてくれて、親身にうちのこと考えてくれるんじゃないかな?と思ったんです。」と。
この話は、店長と一緒におうちに初めて伺った時に聞いたお話でした。
この帰り道、店長と喜びをかみしめながら、

「この言葉に甘んじることなく、お客様のために精一杯のご提案や工事で対応させていただこう」と話しました。

[友達を呼びたい]
こちらの御宅には可愛い娘さんが3人いらっしゃいます。
リフォーム前には、娘さんは2間続きの和室に3人一緒の部屋でした。年頃になると、物も増えるし、趣味嗜好もそれぞれ。
友達との内緒話も多くなりますよね。
この二間の和室と横にある一間の和室を使って洋室の個室にリフォームしました。
3人共自分でクロス選びをしてくれ、個性も色々。
夢も膨らみます。
リフォーム初日。朝、一緒に登校する友達に「今日から工事はいるねん!」と報告してたのだそうです。
待ちに待った工事のようでした。
真ん中の娘さんはリフォーム工事に興味をお持ちになったようで、毎日現場をチェックしてくれていました。
「僕も建築関係に昔興味があったんです。真ん中の娘俺に似てるんですよね〜」とご主人。
ご主人も毎回毎回パソコンを駆使して、こんなイメージで仕上げたい!というご要望をまとめてくださる熱の入りよう。同じくして、娘様もこんな仕事にも興味があるようで、この工事をきっかけに将来の夢も膨らんでくれるとうれしいなと思っています。

大変身を遂げた個室。思い思いに部屋を使ってくれています。
ただ、子供さん達の夢はここまでではありません。
「お泊り」ですから、浴室改装あっての夢の実現。まだまだ続きます。

[やっぱ、やってよかったわ]
次は洗面・浴室の工事です。
リフォーム前の浴室は、おそらく増築されたためでしょう。
浴室の窓を開けるとそこは「廊下!?」という、洗面室・浴室は4方向共屋内の部屋に隣接しており、自然光が入らないどころか、換気ができない状態でした。
「僕らは生まれた頃からこの状態が慣れていたけど、嫁は、初めカルチャーショックだったみたい・・・」とおっしゃる御主人の横で、奥様が苦笑い。
タイルのお風呂で段差も有り、浴槽も深く、お体の不自由なお母様にとっては入浴は辛く、誰か娘さんが一緒に入って手伝う状態でした。
その洗面・浴室を物入れになっているスペースへ移動。外部に面しているので、洗面も浴室も窓を取付ることができました。1坪サイズの浴室で、しかもバリアフリーです。また、家族が多いので、脱衣室と洗面室を分けました。

これで、娘さんが入浴中でも、洗面所に誰でも気兼ねなく行けます。
浴室が完成したのがお盆前。お盆明けお会いした際のご主人が始めにおっしゃった一言、
「やっぱ、ええわ。やっぱやってよかったわ。広い、明るい、綺麗」このご満足のご様子で、私たちも本当嬉しくなりました。
娘のお友達も数知れず来場。今まで来たことのない友達も来るようになったのだと。
「たまり場状態ですわ」と御主人・奥様が嬉しそうにおっしゃいます。

[家族団欒スペースを作りたい]
キッチン、ダイニング、リビング北面横並びにあるお部屋は、ブロック造で、天井が低く、ダイニングとリビングの間には柱が立っていて、そのおかげで、リビングはデッドスペースに。
食事中ダイニングから冷蔵庫への動線と、奥様のキッチンからキッチンにある食器棚への動線が交差して、「あっ、ごめん」の連続だったようです。テレビを見るため、キッチンにみんな背を向けているし、食事が終わるとみんな、それぞれの部屋に行ってしまう状態でした。
奥様が一息ついた時には、みんないない状態なんてことも。はじめの考えは、増築を行い、リビングを広くしてみんながリビングに集まれるようにするプラン。ただ、コストはかかる割に、うまく間取りが取れず・・・。
最終的には内装を綺麗にして、キッチンをL型キッチンからI型へという改装となりました。
私の中で「家族団欒」という奥様の言葉が印象的だっただけにこれでいいのか?と納得出来ていない部分があったのですが、このプラン功を奏したのです。
今まで浴室・洗面だった隣の部屋にパントリーを設け、そこに普段使わないものは収納し、
キッチンを広くしました。カップボードを購入していただき、モノ住所を決めてもらいました。(家電はここにまとめる、食器はこの段にまとめる)そして、ご主人の工事中の追加、テレビ配線をキッチンに。
そうすることで、ダイニングとキッチンだけで団欒スペースが生まれたのです。
動線は交差しないようになり、広くなったキッチンには、塾帰りの娘さんが、ご飯を食べられるスペースも出来、その間、キッチンに立っているお母さんと今日あった話をするなんてことも。また、テレビがキッチンについたことにより、娘さんがキッチン寄りに来てくれるので、家族団欒が増えたそうなのです。「リビングに入り浸り状態です!」と。

[親父・おふくろの為に]

前にもお伝えしたように、お母様は体が不自由で歩くのもゆっくり。一度座ると立ち上がるのに一苦労とのこと。そんなお母様の為に、家族みんなが支え合って生活していらっしゃいます。
娘さん達は、一緒にお風呂に入ったり、お父様は、どこに行くのでも一緒に行かれます。そして、誰よりもお母様がつまづきやすいところを知っておられ、自分で対策を取られます。ご主人・奥様も共働きの中、お母様の状態はちゃんと分かっておられます。なので、リフォームの中でもバリアフリーに対するお願いが多々ありました。
ご主人と奥様がお留守の時に伺ったときに、お父様がポソリ、
「息子は俺達にまかせてくれたらいいって言って、リフォーム内容が私はわからんのだが、段差とか手すりとか大丈夫なんかな?」と。
「大丈夫です。お父様、お母様のことはとても気にされたプランになっているんですよ。
面と向かってはなんとなく恥ずかしくて言えない場合もありますからね。
私たちには、お父様やお母様に対する思いは伝わっています」とお伝えしました。
お父様もご安心されたようで、「息子や○○ちゃん(奥様)の満足いくようにやってやってな〜。お願いやで。」と。
お互い言葉に出さないけれど、深い思いやりがあることを感じました。

[「和」の象徴]

あと残すところは、勝手口と玄関。主に出入りは勝手口のT様家。家族も7人、女性率が高いので靴も多いのです。道からよく見える場所ですので、見栄えもよくしたいというご要望。
格子を付け、視線を遮り、光を取り入れるようにしました。
駐車場からお母様が降りられても、格子を持ちながら中に入れます。
「リフォームして、前の状態が想像できない!! 鍵の無い外部ドアって!!今思えば、びっくりですよね。」とおっしゃる奥様。
最近のお気に入りは、仕事帰りの我が家を見たとき。夕暮れで、格子から漏れる光を見ながら、リフォームして良かったと思われるそうです。
実は、インターホン横のW400程の棚は後から付けたしたものです。もとはと言えば、岡下の設計ミス・・・。
目隠しと採用した格子ですが、正面からのチェックしかしておらず、
道路からの視線を考えるには、斜め方向からのチェックをしないといけませんでした。仕上がってからの失態に唖然。
どうにかの知恵を絞り、提案したものがこちら。区切るというイメージの強い格子なので、棚に植物などを置くことにより、
透け感と目隠しを設け、T様のウェルカムで親しみやすさを表現してみました。逆にこれがついてよかったとおっしゃるT様。ほっと安堵の岡下でした。

お客様を招く玄関への要望は、広く一目引く仕上がりにしたいというご要望。リフォーム前は、間口1間、奥行は1.5間というスペースでした。玄関収納も置く必要性がなくなった為、間口を広く見せることができ、奥行は目の前にある和室を思い切ってホールへと変身させました。
居室を1つ潰すなんて! 今どきの新築なら、廊下やホールをできるだけ少なくして、居室を大きく取るはずです。これは大胆な提案であり、贅沢なプランでしたが大まかなところは一目でOK。
こんな提案を了承してくださったからには私たちも力が入ります。
仕上がりのころには、当社スタッフとT様との間には信頼関係が生まれ、私たちも仕上がりの主張もさせていただきました。
T様の大仕事はもう一つ。この壁に飾る「書」を考えられていたのです。
その書とは「和」の文字。
家族の中で「和」の字が入っているお名前の方が多いというのもありましたし、
何といっても家族との「和み」でしょう。出来上がった空間はなんとも言えない、感動すべきスペースでした。

工事も終わりある日T様宅へ、お父様とお母様が笑顔で迎えてくださいました。
「ちょとちょと、勝手口見てみて!「座って靴履けたらいいな〜」ってお祖父さんに言ってたら、大工さん聞いてらしたみたいで、余った材料で椅子作ってくださったの。」と。
大工も当社スタッフと同じ気持ち。こんな素敵な家族に何かさせて頂けたらという気持ちで作ったのでしょう。お母様のお気に入りとなりました。
お母様が、廊下を手すりを持って歩いて勝手口までご案内くださいました。
思ってみると、お母様が歩かれている姿を見たことが初めてだった気がします。
「手摺りって、こんなに楽なもんやと思わなかったわ。はよ付けとけばよかったわ」
とお話しながら・・・。

このリフォームを振り返って、ご主人は「早かった。」とおっしゃってくださいます。
期間は3ヶ月と長期間の工事だったのに、「早い」とおっしゃるのです。
「毎日変わっている現場にずっと感動していたんですよ。毎日帰るのが楽しみで楽しみで」
1年以上かけて考えられたリフォーム。思い入れも一入のことでしょう。
「ほんとうはね、子供が娘ばかりだから、家にお金かけても無駄なんかな〜とも思っていたんです。
ホントは建て替えも考えてたし・・・。大きくリフォームするにはそれ相当のお金もかかるし、
現金主義で来たから、夢を理想にするには、住宅ローンも視野に入れないと。
そんなこといろいろ考えたら、前に進めなくなって。
でも、今の生活が快適になればいいかなって吹っ切れたんです。
せっかくやるなら、家族がよろこんで、変わり映えのするものにしたいなって。色々調べましたよ。商品内容とか・・・
納得したものを入れたかったし。だから、私達の満足のポイントは、全部いいようにしてください。ではなくて、
僕たちの納得して選んだプランや商品を、腕ある業者にカタチにしてもらうことだったんです。
森さんを選んだのは、
 ・最初家を見に来てもらったときに店長にそれぐらいなら○○円あたりです。とおよその金額を言ってもらったことが大きいかな。金額って、一番お客さんが気になるところでしょ?理想と現実がどんなバランスなのか、知りたいし。「じゃあ次見積もり持ってきます」とかじゃ、それを待っている間進めない。待って、予想以上の金額なら一から考え直さなきゃいけないし・・・。
 ・それと、こんなイメージにしたいといったときにパースを出してくれたことかな?
笑顔で取材に応じてくださったT様。最後に、「本当にいいタイミングだったんだと思う。
家族みんなが関われるリフォームだったし、それに、今まで親父たちの物だったこの家を、
自分たちが守る代になったんだなって実感するようになった。
いままでも守るべき立場だったんだろうけど、やはり改装を加えたことで、実感がわいてきた。
もう少し年をとっていれば、思い切ったこともできなかったし、
もう少し若かったら、親父たちの意見も多くなっていたと思う。親父たちも、自分達に任せてくれて、
そういう意味でも代替わりできたのかなとも思うんです。」と。
今回のリフォーム。今の家族みんなが笑顔で暮らせる家へと変身しました。
当社スタッフも素敵な家族にめぐりあえ、また一つ成長させていただきました。