リフォーム物語|出会いの数だけ大切な物語があります。

スープのさめない距離

親子三世帯でずっと大家族で育ったご主人は、子供が2人出来て、ハイツぐらしが手狭になり、家を考えるようになってきた際、親と同居もお考えになりましたが、近くに新築を建てられる決心をされました。
歩いて1分かからない距離。
スープの冷めない距離の新築でした。
そして、この地域を選んだのは、ご主人は根っからの「祭男」。
祭が終わっても、次の祭りまで364日とカウントダウンするほどの熱血祭男なんです。代々「祭の血」を受け継いできたM様にとっては、自分と、息子達にとっても、この地域で棲んでいくことはとても重要だったわけです。

福崎町を東西に分ける市川。この川沿いにあるM様邸。
この川の橋かからよく見えるM邸なので、外壁のアクセントカラーを赤にされました。
そう、この赤は、この街のシンボルカラーなんです。
屋台が街中を練り歩く家と屋台のコントラストをイメージしての御要望でした。

御主人のこだわりはまだまだ続きます。

また、「リビング勉強が賢い子を育てる」という情報を取り入れ、勉強室兼、パソコンルームを完備。
昼間は奥様がレシピをパソコンで検索。夕方は子供が奥様のそばで勉強。という使い方を。
ずっと、お母さんの目の届くところに子供がいる。一見、過保護に見えがちですが、
どんな年になっても子供にはお母さんに「すごいね!頑張ったね!」っていう声をかけてもらいたいんだそうです。

「ぼく、こんな事できるようになったんだよ」

そんな声がキッチンにいるママにすぐ届く距離なのです。

そして、ご主人の一番のこだわり。
それは、「おおきなテーブル」。
長さ3Mもある塩地のテーブルは、オーダーの輸入品。
総勢10人は座っても広々なテーブル。御主人奥様の両親・御婆様達がみんなで囲めるテーブルを夢見られたのです。
置き畳とも合体させ、足をのばして座ったり、あぐらを組んで座ったり、みんなそれぞれが好きなように座れるダイニングです。
ちょっとお酒に酔ってしまったら、畳で横になることも可能です。
それは、実家での週2日のみんなで集まる食事がきっかけなのでした。
御主人の結婚以来、
「週2日はそろってご飯を食べたい」という御主人のお母様のキモチ。
付きすぎて気兼ねがある、遠すぎて疎遠になる。
この間をとった御主人のお母様の団欒ルールでした。
しかし、家族が増えるにつれ、狭くなってきたご実家のダイニング。
家中のありったけの椅子を持ってきてぎゅうぎゅうになりながらの夕飯。
でも、みんなで食べる夕飯の楽しさを、
ご主人は新宅でも作りたかったのです。

『広いテーブルなのに日中は、固まって座っているんですよ!
広々使えばいいのに、狭いぐらいが心地いんかな?(笑)』
若奥様が笑ってお話くださいます。

M様御夫婦の思いが詰まった数々のこだわりどころ。
80歳を超える御婆様が来れるように、
上り框を低く、扉は引戸で設計しました。
トコロどころニッチを作って、家族の写真館もつくりました。
アットホーム(at HOME)というのはこういうことですね。

引っ越しから、半年。
イベントのたびにダイニングに集まる大家族。
奥様の腕をふるった料理と、
実家から届くあっつあつの料理。
スープの冷めない距離の2世帯スタイルは、
いつも笑顔があふれています。

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